酒造りの姿勢
本能的に美味いと響く
理(ことわり)を追求する
「ヤマタノオロチ伝説」が
生まれた神話の里
「出雲風土記」をはじめとする歴史書には、酒と神との深いつながりが記されていることから、日本酒発祥の地としても知られる。
- 出雲の奥、
緑豊かな山間部。
- ここは、島根県雲南市掛合町。清らかな清流と、澄み切った空気、ここちよい風が吹き、深呼吸したくなる。美しい自然と日本の原風景が今もなお、存在する。
- おいしい酒造りに
欠かせない水。
- 山々に降り注いだ雨が地面に浸透し、ゆっくりと時間をかけて滲み出し川へと流れる。山裏では、日本の滝百選「龍頭が滝」が流れ、名瀑の恩恵を受ける。
- 蔵の近くには
動物たちも心地よく暮らす。
- 季節ごとにうつろう美しい自然の恵みを受けて、ワタリドリも足を運ぶ。「たたら製鉄」で栄えたこの地。自然、人、動物が共存する里を先人達が作った。
- 「たたら製鉄」の面影が
そこにある。
- 棚田や山林などの景観が特徴の一つ。棚田の風景は、たたら製鉄が栄えた痕跡。米作りもこの地の理。おいしい水、おいしい米、そして作りての想いがそこに。
- 新たな挑戦。
- たたら製鉄の名家「田部家」が作った酒蔵を「竹下家」に渡し、そして今還った。引き継いだバトン。新たな杜氏が蔵元と共に、本能的に美味いと響く理を追求する。